こんにちは、S.Cです。
IT資格に興味があるけど、「ITパスポート、基本情報、応用情報って何が違うの?」「どれから受ければいいの?」と迷っていませんか?
私は2021年にITパスポート → 基本情報技術者 → 応用情報技術者の順番で、約9ヶ月で3つとも合格しました。中卒でIT業界は完全に未経験の状態からのスタートです。
この記事では、3つの試験すべてを受けた経験をもとに難易度を比較します。「自分にはどれが合っているかな?」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
3つの試験の概要をざっくり比較
まずは全体像です。
| ITパスポート | 基本情報技術者 | 応用情報技術者 | |
|---|---|---|---|
| レベル | レベル1(入門) | レベル2(基本) | レベル3(応用) |
| 対象者 | すべての社会人 | IT技術者の登竜門 | 数年の経験を持つ技術者 |
| 試験形式 | CBT(随時) | CBT(随時) | 筆記(年2回) |
| 私の勉強期間 | 3ヶ月 | 4ヶ月 | 基本情報と同時並行 |
| 体感難易度 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
※基本情報は2023年4月から新形式(CBT通年実施)に変わっています。私が受けた2021年当時とは形式が異なりますが、求められる知識レベルは同程度です。
ITパスポートの難易度:IT未経験でも3ヶ月で合格できた
ITパスポートはIT系資格の入門です。正直に言うと、3つの中では一番取りやすいです。
実際に感じた難しさ
IT用語がまったく分からない状態からのスタートだったので、最初は参考書を読んでも意味不明でした。「RAM?ROM?何が違うの?」というレベルです。
でも、参考書を1周読んで過去問道場を繰り返していたら、だんだん分かるようになりました。暗記が中心なので、コツコツやれば合格できます。
勉強のポイント
- 勉強時間:1日2時間くらい × 3ヶ月(やらない日もあり)
- 計算問題は少なめ。暗記中心で対応可能
- 合格ライン:1000点中600点以上
詳しい勉強法はITパスポートの勉強法にまとめています。
基本情報技術者の難易度:ITパスポートとさほど変わらなかった
「基本情報は難しい」とよく言われますが、正直なところITパスポートとさほど変わらない感触でした。
実際に感じた難しさ
ITパスポートの知識がベースにあったので、科目A(旧午前)はスムーズに進められました。範囲は広がりますが、ITパスポートで覚えた用語がそのまま使えるものも多いです。
科目B(旧午後)のアルゴリズムは最初は戸惑いましたが、過去問を繰り返し解いているうちにパターンが見えてきました。ITパスポートからの延長線上で対応できた印象です。
勉強のポイント
- 勉強時間:1日2時間くらい × 4ヶ月(やらない日もあり)
- 科目A(旧午前)は過去問の繰り返しで対応可能
- 科目B(旧午後)のアルゴリズムは早めに取り組むべき
- 合格ライン:科目A・B各600点以上
詳しくは基本情報技術者の勉強法をどうぞ。
応用情報技術者の難易度:ここが一番の壁だった
3つの中で一番難しいと感じたのは、間違いなく応用情報です。基本情報までは順調だったんですが、応用情報で一気に壁にぶつかりました。
実際に感じた難しさ
何が大変だったかというと、とにかく範囲が広い。基本情報までは「IT全般の基礎知識」でしたが、応用情報になるとネットワーク、データベース、セキュリティ、経営戦略、プロジェクトマネジメントなど、それぞれの分野がかなり深くなります。
さらに午後問題は記述式で、「キーワードを選ぶ」から「自分の言葉で書く」に変わります。知識があるだけではダメで、文章で説明する力も必要でした。
私は基本情報と応用情報を同時期に受験しましたが、応用情報の範囲の広さに正直かなり苦労しました。基本情報の知識がベースにあったからこそ合格できましたが、これなしでいきなり応用情報は厳しかったと思います。
勉強のポイント
- 勉強時間:1日2時間くらい × 4ヶ月(基本情報と同時並行、やらない日もあり)
- 午前は過去問の使い回しが多い。過去問道場で8割取れれば安心
- 午後は選択問題。得意分野を絞って集中的に対策
- 合格ライン:午前・午後各60点以上
詳しくは応用情報技術者の勉強法をどうぞ。
結局どの順番で受けるべき?
おすすめの順番
私のおすすめは、王道ですがこの順番です。
ITパスポート → 基本情報技術者 → 応用情報技術者
理由はシンプルで、前の試験の知識が次の試験に活きるからです。いきなり基本情報や応用情報を受けることもできますが、IT未経験の方はまずITパスポートで基礎知識をつけるのが確実です。
「ITパスポートは飛ばしてもいい?」
よく聞かれる質問ですが、IT未経験ならITパスポートから受けることをおすすめします。
理由は「合格体験」が自信になるからです。私は中卒で勉強に対する自信がゼロでした。ITパスポートに合格したとき「自分でもできるんだ」と思えたことが、次の資格への大きなモチベーションになりました。
逆に、すでにIT企業で働いている方や、情報系の学校を出ている方はITパスポートを飛ばして基本情報からでも大丈夫です。
まとめ:どの資格も「やれば受かる」試験
3つの試験の難易度をまとめると:
- ITパスポート:暗記中心。未経験でも3ヶ月で合格可能
- 基本情報技術者:ITパスポートの延長線上。さほど差は感じなかった
- 応用情報技術者:範囲が一気に広がり、記述式も加わる。3つの中で一番の壁
私は中卒で、学校の勉強もまともにしてこなかった人間です。そんな私でも、正しいやり方でコツコツ勉強したら3つとも合格できました。
大事なのは「頭の良さ」じゃなくて「続ける力」です。これからIT資格に挑戦する皆さん、一歩ずつ進んでいきましょう。応援しています!
私がIT資格を取って転職するまでの全体のストーリーは中卒・未経験からSEに転職した話にまとめています。


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